福祉の仕事図鑑

介護福祉士・支援相談員として働く


本当にやりたい仕事を見つけることができた。 

  スーパーに勤務していた頃のことです。もともとおばあちゃんっ子だった僕に、あるパートの方が「永住さんは、お年寄りに頼られそうだよね〜」と言って介護の仕事の話をしてくれました。人のお世話をすることが好きだったけれど、それが仕事にどう結びつくのかわからなかった僕は「これだ!」と直感的に心に決めたことを覚えています。 

  下関福祉専門学校で介護福祉士の資格を取得し、念願の老人保健施設に勤務することができた今、失敗を繰り返しながらも成長していく自分を感じることができる毎日です。介護保険制度を少しでも多くのお年寄りに有効に利用してもらえるためにがんばります!
永住 充至 さん 介護老人保健施設 アイユウ (下関福祉専門学校卒業)



家族の方の不安を解消してあげることも支援相談員の大切な仕事のひとつ。

永住さんの軌跡

高校生の頃 中学生から続けている陸上競技(短距離)に燃えていた。 毎日汗まみれになって練習していた。
専門学校時代 アニメーションの専門学校に入学。 卒業後、バイトで働いていたスーパーで正式採用となる。
社会人時代  スーパーのパートの方が福祉の仕事について教えてくれた。 これだ、と決意して下関学院へ。
現在  下関福祉専門学校卒業後、アイユウに介護福祉士職として就職。 その後、支援相談員へ。


永住さんのある日の様子

08:30
9:00から業務開始に備えて資料の整理をする。入所者の方の状況を把握しておくことも大切な業務のひとつ。
09:00
デイケア利用者の方の送迎のため、ワゴンで出発! 今日は小月方面までお迎えに。安全運転第一です。
10:00
送迎から戻ると早速入所手続きを希望される方が来られるので施設をご案内。面接と入所手続きの説明をする。
13:30
夕方には通所の方をお送りするため、ふたたび車で出発。さらに安全運転を心がけながら小月方面へ。
16:30
戻ると今月の催し物の企画内容を考えたり明日の会議資料を作成。17:30には今日の残務整理をして帰宅。


お気に入り

 愛車はダイハツのムーブ。毎日の通勤にフルに使っています。お気に入りのドライブスポットは門司港のレトロあたり。夜景がキレイなのでオススメです。

永住さんよりアドバイス

仕事の幅を広げていこう! 

 どんな仕事に就いたとしても与えられた仕事に誇りを持って取り組めば、必ず次の進む道が見えてきます。資格を取ることももちろん大切だけれど、自分の仕事の幅を広げていけば、得られるものはもっと大きなものになると思います。まずはあきらめずにチャレンジを!


お仕事道具

 入所相談を受ける際に使う判定書はうちの施設独自のフォーマット。メンバーの共有情報としてまとめておくと、みんなが確認することができます。印鑑や朱肉なども毎日使う大切な仕事道具ですね。


職場の先輩にききました。

高呂 英明 さん 
介護老人保健施設 アイユウ 支援相談員


 実践部隊から支援相談員へと新しいチャレンジに、最初は色々ととまどうことがあったようですが、今ではどんどん新しいことを吸収しているようです。相談業務と一口に言ってもその内容は多種多彩。様々な悩みを抱える家族の方と話をすることで、視野を広げることができたんでしょうね。早く「アイユウに永住あり」といわれるようになってほしいです。